誰でも最初は通る道。Hello,World!です(; ・`д・´)
せっかくなので、Eclipse(統合開発環境)を使いましょう。
え? Eclipseなんてインストールしてないよー(TT)って方は、先にこちらへどうぞ。
ここから先は、Eclipse(Pleiades)をインストール済みの前提で進めます。
プロジェクトを作って、Hello, World!のプログラムを作成。実行していきます。
プロジェクトを作る前に、少しEclipseの見た目を調整する
早速、プロジェクトを作って進めていきたいところですが・・・、Eclipseをインストールした直後だと、少々使いづらい状態です。
とりあえず、見た目だけでもどうにかしますw
Eclipseを初めて起動すると、こんな画面が出てきます。
画面を眺めると、パッケージ・エクスプローラー、アウトライン、問題、(右側の空っぽ)の箱に分かれているのが分かります。
Eclipseでは、この箱を「ビュー」と呼んでいます。
※右側の空っぽは、箱がまだ埋まってない「空っぽ」なので、ビューでもなんでもありません。空っぽですw
画面の右半分(空っぽ)が、本来、Javaプログラムを書いていくエリア(にしようと思っている・・)なんですが、少々狭いので、とりあえず不要な「アウトライン」を消します。
アウトラインビューを消すには、「アウトライン」の右横にある、「X」ボタンを押します。
(ビューは、メニューバーのウィンドウ>ビューの表示で、いつでも表示できるので安心して消してください)
次に、「問題」ビューを(右側の空っぽ)の下側に移動します。
「問題」タブをつまんで、(右側の空っぽ)の下にドラッグ&ドロップしてください。
最後に、ビューの大きさを調整します。
「パッケージ・エクスプローラー」ビューと(右側の空っぽ)を隔てているスプリットバーを、画面中央から左へずらして、「パッケージ・エクスプローラー」ビューを狭めます。
そのあと、(右側の空っぽ)と「問題」ビューを隔てているスプリットバーを、画面中央から下へずらして、「問題」ビューを狭めます。
出来上がりは、こんな感じです。
結局、見た目は人それぞれお好みでどうぞ・・・なんですが、最初はこんなレイアウトを使っていた、なんて人が多そうな気がする(勝手な思い込み)ので、とりあえず、これで話を進めていきます。
プロジェクトを作ってみよう
プロジェクトとは?
プロジェクトとは、ひとつのアプリケーションを作るための固まりのようなものです。
慣れてくると、ひとつのアプリケーションを作るときでも、複数のプロジェクトに、少しずつ処理を分けて役割分担させたりします。
違うプロジェクト同士では、連携するような設定をしない限り、別物ですので、他のプロジェクトに影響を与えません。
新しいプログラムを少し試したい時とかは、プロジェクトを分けておくと良いでしょう。
プロジェクトを作る
「パッケージ・エクスプローラー」ビューの中で、右クリック。
表示されたメニューの中から、新規 > Javaプロジェクトの順に選択していきます。
「新規Java プロジェクト」画面が表示されます。
プロジェクト名に「test」を入力して、「完了」を押します。
メインの画面に戻ってくると、「パッケージ・エクスプローラー」ビューの中に、「test」が現れます。
これで、「test」プロジェクトが出来上がりました。
Hello, World!のプログラムを作成する
クラスを作る
「パッケージ・エクスプローラー」の「test」プロジェクトの左横にある「>」をクリックして、プロジェクトを開きます。
開くと、「JRE システム・ライブラリー」と「src」が出てきます。
「src」を選択して、右クリック。
表示されたメニューの中から、新規 > クラスの順に選択していきます。
「新規Java プロジェクト」画面が表示されます。
クラス名に「HelloWorldTest」を入力して、「完了」を押します。
メインの画面に戻ってくると、「パッケージ・エクスプローラー」ビューの中に「HelloWorldTest.java」、空っぽのエリアに、作成されたクラス「HelloWorldTest」のソースコード(プログラム)が現れます。
これで、「HelloWorldTest」クラスが出来上がりました。
Eclipseでクラスを作成すると、このようにプログラムを書くためのひな形のソースコードを作成してくれます。
「Hello, World!」を出力するプログラムを書く
「Hello, World!」を出力するプログラムを作成します。
とりあえず、先ほど作ったひな形のソースコードを全て消して、下記のソースコードを、そのままコピペします。
コピペした後、「HelloWorldTest」クラスを保存(メニュー>ファイル>保存、または、Ctrl + S)してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | package test; public class HelloWorldTest { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello, World!"); } } |
貼り付けると、こんな感じになります。
これで、プログラムが出来上がりました。
「Hello, World!」を出力するプログラムを実行してみる
早速、プログラムを実行してみます。
「パッケージ・エクスプローラー」に表示されている、「HelloWorldTest.java」を選択して、右クリック。
表示されたメニューの中から、実行 > Java アプリケーションの順に選択していきます。
しばらくすると、「HelloWorldTest」クラスが実行されて、処理結果が画面右下の「コンソール」ビューに表示されます。
これで、最初のプログラムが完成しました。
あなたも、Javaプログラマーの仲間入りです♪
HelloWorldTestクラスの解説
作成したプログラムは、「Hello, World!」の文字列を表示する簡単なプログラムです。
「Hello, World!」は、複数の文字が並んでいるので、これを文字列と呼びます。
この文字列を、System.out.printlnなる処理に渡すと、渡された文字列をコンソールに出力してくれます。
まずは、「Hello, World!」の文字列を違うものに変えてみて、いろいろ実行して試してみましょう。