Java Swing JListクラスを使ってユーザーが選択できるようにする




SwingのJListを使って、一覧を表示。ユーザーが選択できるようにしてみます。
VB/C#では、ListBoxコントロールに相当するコンポーネントです。

Swing JListクラスを使ってユーザーが選択できるようにするサンプル

果物のリストを表示して、ユーザーが選択できるようにします。
画面起動時に、「バナナ」をデフォルトで選択。
ユーザーが違う果物を選択した際に、選択された果物のインデックスと名前を標準出力します。

実行結果

画面に、「バナナ」が選択された状態で一覧(JList)表示されます。

また、ユーザーが違う値を選択したときに、次のように選択したインデックス、選択した値が標準出力されます。

サンプルの解説

JListを使うことで、一覧表示、選択が簡単にできます♪
また、今回は1つだけを選択させるようにJList#setSelectionMode(int)で指定していますが、次のように複数を選択することもできます。
・1行だけ選択させる(ListSelectionModel.SINGLE_SELECTION)

・1つの連続した行だけ選択させる(ListSelectionModel.SINGLE_INTERVAL_SELECTION)

・複数行を選択させる(ListSelectionModel.MULTIPLE_INTERVAL_SELECTION)