イニシャライザとコンストラクタ。
似てますよね。
イニシャライザとコンストラクタの動作サンプル
イニシャライザ、コンストラクタで文字列を出力。
動作順序を確認します。
また、1度目は、変数の用意のみ(null)。
2度目は、インスタンス化。
3度目は、再度のインスタンス化です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 | public class InitializerTest { public static void main(String[] args) { System.out.println("-- 1.null --"); Initializer init = null; System.out.println("-- 2.new1 --"); init = new Initializer(); System.out.println("-- 3.new2 --"); init = new Initializer(); } } class Initializer { static { System.out.println("static イニシャライザ"); } { System.out.println("イニシャライザ"); } public Initializer() { System.out.println("コンストラクタ"); } } |
実行結果
実行パターンによって、イニシャライザ、コンストラクタの文字列が出力されます。
1 2 3 4 5 6 7 8 | -- 1.null -- -- 2.new1 -- static イニシャライザ イニシャライザ コンストラクタ -- 3.new2 -- イニシャライザ コンストラクタ |
サンプルの解説
staticイニシャライザ、イニシャライザ、コンストラクタの順序で処理は進みます。
staticイニシャライザはクラスを読み込んだときの1度のみ実行。
ここでは、newしていますが、staticメソッドなどでアクセスしてももちろん実行されます。
また、イニシャライザ、コンストラクタは、インスタンス化のときに毎回実行されます。