Java Apache POIを使って、PowerPointのファイルを読み込む




パワポは、便利なお絵かきツールですw

Apache POIを使って、PowerPointのファイルを読み込むサンプル

Apache POIを使って、PowerPointのファイルを読み込みます。
また、シェイプ(図形)の種類と、シェイプの中に書いてある文字列を出力します。

実行結果

パワーポイントのファイルにあるシェイプ(図形)の種類と、シェイプの中に書いてある文字列が出力されます。
ついでに、log4j-coreの設定に関するエラーが表示されます。

エラーが気になるようでしたら、log4jを設定しましょう。

ちなみに、読み込んだパワーポイントのファイルは、こんな感じのものです。

サンプルの解説

XMLSlideShow#getSlides()でスライドのリストを取得。
XSLFSlide#getShapes()でスライド内のシェイプ(図形)を取得できます。
あとは、XSLFTextShape#getText()のような感じで、文字列などを取得することができます。
また、今回のサンプルでは、全スライドにある全シェイプ(テキストを扱える)を対象にしていますので、2枚目以降のスライドの分も含めて取得されます。
ただし、グループ化されているものは今回のサンプルでは取得できません。

余談ですが、実はこれをパワーポイントのマクロ(VBA)で書くと、ほぼそっくりなコードが出来上がりますw
まあ、やることが同じなら似ているのは当然なんですが。。
Excelのときはそんなに思わないんだけど、パワポはよく似てると思うんだよねー。

※このコードを使用するには、別途Apache POIの入手が必要です。
入手方法などはこちらの記事に書いてあります。

Java Apache POIを使って、Excelファイルを読み込む

2023.04.28