ちょっとしたデータを格納するなら、HashMapは大活躍です。
HashMapは、キーと値をペアにして複数のデータを管理することができます。
配列のインデックス(添え字)には、0始まりの数字を使いますが、これに代わってインデックスに文字列を使う、いわゆる連想配列のようなものです。
キーは常にユニークであり、同じキーを2回格納(put)することはできません。
今回は、すでに指定したキーがHashMapのオブジェクトに格納済みかどうか調べてみます(; ・`д・´)
HashMapのキーに指定した値が含まれているか確認するサンプル
HashMapにデータを格納。格納したデータのキーに「りんご」、「すいか」が含まれているかチェック。含まれている場合、格納されたキーとその値を標準出力します。また、含まれていない場合は、見つからない旨を標準出力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 | import java.util.HashMap; public class HashMapContainsKeyTest { public static void main(String[] args) { //HashMapにデータを追加 HashMap<String,String> map = new HashMap<String,String>(); map.put("メロン", "緑色"); map.put("オレンジ", "橙色"); map.put("バナナ", "黄色"); map.put("りんご", "赤色"); //含まれているか確認して、結果を表示。 print(map,"りんご"); print(map,"すいか"); } public static void print(HashMap<String,String> map,String key) { if(map.containsKey(key)) { System.out.println(key + "は" + map.get(key)); }else { System.out.println(key + "は見つからなかったよ(TT)"); } } } |
実行結果
1 2 | りんごは赤色 すいかは見つからなかったよ(TT) |
サンプルの解説
データを保持したHashMapに対して、HashMap#containsKey(Object)を使うと、そのHashMapオブジェクト内に、指定したキーを含んでいるか、確認をすることができます。