ちょっとした質問をしたいとき、わざわざダイアログを作るのは面倒です(; ・`д・´)
JOptionPaneを使うと、ユーザーに文字列を入力してもらうことが簡単にできます♪
JOptionPaneを使ってユーザーに文字列を入力してもらうサンプル
JOptionPaneを使ってユーザーに文字列を入力してもらいます。
また、入力された文字列を標準出力します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 | import javax.swing.JOptionPane; public class JOptionPaneTest3 { public static void main(String[] args) { String entryStr = null; entryStr = JOptionPane.showInputDialog(null, "入力してね♪", "ぱたーん1", JOptionPane.PLAIN_MESSAGE); print(entryStr); entryStr = JOptionPane.showInputDialog(null, "入力してね♪", "ぱたーん2", JOptionPane.ERROR_MESSAGE); print(entryStr); entryStr = JOptionPane.showInputDialog(null, "入力してね♪", "ぱたーん3", JOptionPane.INFORMATION_MESSAGE); print(entryStr); entryStr = JOptionPane.showInputDialog(null, "入力してね♪", "ぱたーん4", JOptionPane.QUESTION_MESSAGE); print(entryStr); entryStr = JOptionPane.showInputDialog(null, "入力してね♪", "ぱたーん5", JOptionPane.WARNING_MESSAGE); print(entryStr); } private static void print(String result) { if(result == null || result.length() == 0) { System.out.println("入力してくれなかったよ(TT)"); }else { System.out.println("入力は:" + result); } } } |
実行結果
・1つ目 ふつう(JOptionPane.PLAIN_MESSAGE)
・2つ目 エラー(JOptionPane.ERROR_MESSAGE)
・3つ目 情報(JOptionPane.INFORMATION_MESSAGE)
・4つ目 質問(JOptionPane.QUESTION_MESSAGE)
・5つ目 警告(JOptionPane.WARNING_MESSAGE)
・標準出力の結果
1個目~4個目までは入力して「OK」ボタンを押下。最後の5個目は入力しないで「取消」を押すと、次のように標準出力されます。
1 2 3 4 5 | 入力は:1個目を入力~~ 入力は:2個目を入力~~ 入力は:3個目を入力~~ 入力は:4個目を入力~~ 入力してくれなかったよ(TT) |
サンプルの解説
JOptionPane#showInputDialogを使うことで、ユーザーに入力してもらうダイアログが簡単に作れます。
このメソッドも用途に応じて複数オーバーロードされていますが、サンプルで使用しているメソッドでは次のように引数を設定します。
第1引数:nullまたは親画面。親画面を指定した場合は、ダイアログ表示中に親画面は操作できなくなる。(モーダル)
第2,第3引数:ウィンドウ内に表示する文字列、および、ウィンドウのタイトル文字列。
第4引数:ウィンドウ内に表示するマーク(アイコン)の種類を指定。
ただし、期待された値をユーザーが入力するとは限りませんので、入力された値は必ずチェックするようにしましょう。