SwingのJCheckBoxを使って、文字列を表示してみます。
VB/C#では、CheckBoxコントロールに相当するコンポーネントです。
Swing JCheckBoxを使ってユーザーにチェックさせるサンプル
JCheckBoxを使って、ユーザーがチェックできるようにします。
また、チェックしたり、チェックを外したりした際に、メッセージを表示します。
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実行結果
ユーザーがチェックしたときに「チェックされたよ」のメッセージ画面が表示されます。
また、チェックを外したときに、「チェックはずれたよ」のメッセージ画面が表示されます。
・初期状態
・ユーザーがチェックを外したとき
・ユーザーがチェックしたとき
サンプルの解説
チェックボックスは、主に真/偽(true/false)をユーザーに聞くときに使います。
例えば、選択したユーザーにまとめてメールを出すようなときに使います。
JCheckBox#setSelected(boolean)を使うと、チェックの状態を設定できます。
逆にチェックの状態を調べるには、JCheckBox#isSelected()を使います。
また、ActionListenerを使うと、ユーザーがチェックボックスをいじった際に、処理を行うことができます。